ロボアドTHEO(3) 初回買い付けが早速完了!

おはこんばんにちは。毎度おなじみきゅうべいです。

THEO公式の説明では「通常、(入金の)翌営業日に買付けを実施し、およそ3営業日後にTHEO上で運用状況を御確認いただけるようになります」となっていましたが、今朝見たら早速買い付けされていました!ということで、銘柄チェックしてみましょう!

初回買い付けの銘柄

グロース ―低成長リスク対策

内容 口数 時価評価(円)
米国の小型割安株(VBR) 1 14,388
米国の中型割安株(VOE) 1 11,569
米国の大型割安株(VTV) 1 11,060
アジア太平洋地域の先進国の大中型株(VPL) 1 6,966
韓国の大中型株(EWY) 1 6,354
台湾の大中型株(EWT) 1 3,555
ドイツの大中型株(EWG) 1 3,052

取引報告書ではすべて1口ずつ購入されていました。取引報告書による購入時のドル円レートは118.18円。マイナスになってるのは単純に表示の為替レートがドル円117.10だからなのであんまり気にしてもしかたありません。それよりもちょっと気になったのは、すべてを一口ずつ買っているところです。

わかりやすい所で言えば、表の下3つですね。韓国と台湾とドイツそれぞれの大型・中型株のETFです。EWYが54.37ドル、EWTが30.58ドル、EWGが26.19ドルでそれぞれ一口ずつ買われています。国際分散投資なので、こういった地域の配分は経済規模で分けるのが一般的です。

2015年時点でこの3ケ国のGDPは以下になります。

国名 GDP(百万USD) 対アメリカ比
アメリカ 18,036,650 100
韓国 1,377,873 8
台湾 523,006 3
ドイツ 3,365,293 19

つまり、もしこの国・地域別に投資配分するならば、アメリカ:韓国:台湾:ドイツを100:8:3:19にするべきです。ところが、THEOの買い付け金額は46.5:8:4.5:4です。全然違います。台湾は良いとしても、ドイツは本来買うべき価格の約1/5です。そしてアメリカ株が少ないです。この後追加入金をして運用額を大きくしてみないと何とも言えませんが、すくなくとも最小投資額の10万円ではかなりイビツなポートフォリオになります。

まさに最初のエントリー「THEO(1) 口座開設 & 投資割合決定」で触れたように、これならこんなに地域ごとにバラバラの銘柄を買わずに、おとなしく「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)」1本に統一するか、「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF( VTI / アメリカ株のインデックス )」と「バンガードFTSE先進国市場(除く米国)ETF (VEA)」と「バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF (VWO)」の3つでバランスを取る王道の世界分散の方がはるかにバランスがよくなります。このあたり、どうなんでしょうかね?

インカム ―低金利リスク対策

内容 口数 時価評価(円)
残存期間20年超の米国債(TLT) 1 13,865
米ドル建ての投資適格社債(LQD) 1 13,602
米国を除く世界各国の企業のハイイールド社債(IHT) 1 2,794

これは結構いい線かなと思います。

インフレヘッジ ―インフレリスク対策

内容 口数 時価評価(円)
現地通貨建ての新興国債券(EMLC) 1 2,039
コモディティ先物(DBC) 1 1,821
銀(SLV) 1 1,776
金(IAU) 1 1,285

こちらも妥当だと思います。この現物については、正直どの銘柄を買っても投資効果はあまり変わりませんから。

まとめと所感

ということで、ざっーっと買い付けされた銘柄を見てきました。やっぱり一番心配なのは分散比率の適当さですね。たまたまバジェットが少ないから誤差がとんでもないことになっているだけなのか、それとも「世界分散投資」=「バランスを気にせず銘柄をひたすら小分け」という設計思想なんでしょうか? このあたり、ロボ・アドバイザーのプログラムの根幹の部分ですので、注視していきたいと思います。一口に「ロボ・アドバイザー」と言っても、この辺はモロに設計者の金融知識と投資思想が反映されますからね。とりあえずはしばらく元手10万円で様子を見て、動きがよほど不自然じゃなければ円高に振れたタイミングで追加投資したいと思います。

年内にはマイナンバーカードが貰えそうなので、貰え次第で「ウェルスナビ」の方も申し込みする予定です。

おまけ:マイページのスクリーンショット

含み損になってますが、買い付け時118.18円/ドルが117.10円/ドルになったのでそこの為替損がでているだけです。問題なし。(買い付けレートがちょっと高いけど^^;)





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