ロボアドTHEO(14) THEO解約しました

おはこんばんにちは。きゅうべいです。
ご無沙汰しております。

いきなり本題なんですが、THEO解約しました。
口座が維持できるなら全額出金だけでもよかったんですが、THEOの場合は全額出金=解約になりますので仕方がありません。

そもそもの話

そもそもなんですが、当ブログで何度も書いているように、現在のロボアドの手数料1%というのは非常に高い水準です。しかもイニシャルフィーではなくランニングコストとして利用しつづけるかぎり掛かる費用になります。

ですから、資産形成という面では、現在のロボアドにメリットはありません。

強いて言えば、いままでまったく投資をしたことがない人が、値動きを体感したり、ポートフォリオの組み方を勉強したりするのに有効な程度です。

ロボアドが最も活用されるのは、億万長者の人が資産の半分ぐらいを適当に放り込んでおくような「安価なプライベートバンク」としての局面になります。

ではなんで私がロボアドを使っていたのかと言うと、これは一重に運営会社を応援したい気持ちがあったからです。カンパに近い感覚です。ロボアドが預かり資産を増やして市場を拡大していき最終的に手数料が年0.3%ぐらいになったら、その時初めて資産形成ツールとして誰もがフル活用できるようになります。そしてこれは理想的な投資環境といえます。実際にアメリカではこの状況になっており「下手な金融商品に手を出すくらいならコア資産はロボアドに入れておく」という環境ができあがっています。

とはいえ、これは鶏が先かタマゴが先かの話ですので、最初はロボアドに共感する人間がデメリットを受ける前提でカンパしないといけないわけです。

そんなわけで、多少なりとも預かり資産増加と手数料収入に貢献して、大きくなってくれないかなと思っていたわけです。ところが、、、、

それは一通のメールがきっかけでした

THEOを解約した直接の原因は、5月14日昼にきた「契約書面改訂のお知らせ」というメールです。

曰く、いままで月次で出していた「運用報告書」を半期に一度(つまり半年に一度)に変更するそうです。

つまりTHEOは顧客へのサービスを削って利益を出す方向に転換したわけです。新興サービスがこれを行うということは、サービスの拡大による売上増加をほぼ諦めて、固定費を削減してペイラインに載せるのを優先したということになります。つまり「回収期に入った」と考えるのが合理的です。

大変申し訳無いのですが、こんな程度のところで拡大路線を止められては、とてもじゃないけど手数料引き下げは望めません。それだと私にとってはお布施する意味がありません。

ということで、月曜のうちに解約手続きをとりました。

本日出金が無事完了し、最終的な収支は、投資合計20万円に対して出金合計が20万8,443円でした。約1年半で4.2%のプラスとなりました。
手数料1%を加味すると、ポートフォリオの質としてはそこまで悪く無いと思います。(※もっとも、同じタイミングでVTIを自力で買っていればもっとプラスになっていますが、、、。)

もしTHEOが事業を立て直して再度拡大路線を取りはじめたり、劇的な改善が見られれば再度口座開設を行いたいと思います。

上にも書いたように、手数料さえ下がればロボアドは長期投資に最適なツールになりえます。だからこそ、一過性のブームで終わってほしくないのが正直な所です。

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