おはこんばんにちは。きゅうべいです。
日経新聞にこんな記事が載っていました。
iPhone登場10年 携帯ニッポン復活へ
http://www.nikkei.com/article/DGXKZO11192360Y6A221C1X11000/?dg=1
ちょうど去年末に格安SIMに乗り換えたのもあり、今日は携帯について雑記で書いてみたいと思います。
思い返せば10年前、、、
私が一番最初に持った携帯電話は、今は亡きウィルコムの[es]W-ZERO3というWindowsモバイル機でした。スマートフォンという単語がまだない時代でしたので、PDAとか呼ばれていました^^; ちょうど野村證券がネットで「ジョインベスト証券」というのを始めたところで、それのアプリがWindowsモバイル用しかなかったんですね。それまでの窓口販売より劇的に売買手数料が下がって、そりゃもう絶対使わなきゃ損って感じでした。米粒みたいな板情報を細いスタイラスペンで選びながらトレードしていたのを思い出します(笑)。
なんだかんだしばらく使ってから、ソフトバンクがiPhone4を発売した時に乗り換えまして、以降はiPhone4(SB)→iPhone5(au)→iPhone6(au)とMNPでキャリアごと乗り換えて今に至っています。
ちょうど去年末にいまのiPhone6の二年縛りが無くなりまして、またキャリアを移るかどうしようか迷った挙句、結局iPhone6を継続して格安SIMの「mineo」に乗り換えました。auのままだと8,000円くらいかかるはずだった月額が、mineoだと2,190円で済んでいます。いままでは二年おきにMNPで機種ごと乗り換えってのが当たり前だったんですが、これ、冷静に考えると物凄い無駄遣いなんですね。だってiPhoneって普通に10万円ぐらいするわけでしょ。それを二年で使い捨てってどんだけ富豪なんだって話です(笑)。
今回、格安SIMの台頭もありましたし、またiPhone6の性能自体にはまったく不満が無いっていうのもあり、機種はそのままでSIMだけ乗り換えという選択肢を取りました。これだけで単純に月に5,000円ぐらい浮くわけで、年間に直したら6万円です。6万円っていったら「SPDR S&P500(1557)」ETFが2口買えます。これは滅茶苦茶大きいです。
投資の世界では「リスク/商品構成が同じなら、手数料が安いか利回りが高い方を選びなさい」というのが鉄則なんですね。そういった意味で言うと、いまの3大キャリアのSIMを選ぶ理由はほとんどありません。3大キャリアでメリットがあるのって通話を使いまくる人ぐらいです。それだって、知り合いと喋るだけならLINEだのSKYPEだのいくらでも代替手段がありますしね。投資原則だけでドライに言うと、格安SIMを選ばない理由はありません。
いまスマートフォンを三大キャリアで使っている方で今後月額料金を下げたい場合、この後の選択肢は3通りです。
- 端末そのままで(SIMロックを解除して)格安SIMに乗り換える
- SIMロック解除対応機に一回機種変/MNP乗り換えして、その後格安SIMへ乗り換える
- 元からSIMフリーの機種を買って、格安SIMへ乗り換える
私は結構迷いました。iPhone7か6sに乗り換えるとキャリアでSIMロック解除が出来るんですよね。そうすると、iPhone7に変えてまた2年使って、その後格安SIMって選択肢が出てきます。でもいろいろ計算した結果、iPhone7をキャリアで買って2年高い料金払うよりも、アップルストアでSIMフリー版買ったほうが安かったんです。だったらとりあえず格安SIMにしちゃって、iPhone6がどうしても駄目になったらその時の最新機種をSIMフリー版で買えばいいやと考えました。
そんなこんなで、Apple Pay+Suicaをちょっと羨ましく思いつつ、今日も元気にiPhone6で株取引しております。
実際問題としてパソコンは5年以上使うのが当たり前なのに、同じくらいの値段のスマホだけ2年で使い捨てっていう今までが変だっただけな気がします。なにせ今この文章を打ってるノートパソコンは初任給で買った「IBM THINKPAD X31」っていうIBMがPC事業をレノボに売っぱらう前の最後の機種ですから。いまや化石みたいなスペックの機種ですが、バタフライキーボードがとっても打ちやすくていまだに買い換えられません^^;。
パソコンと一緒で、そろそろスマートフォンも性能は頭打ちになってきました。そうなると機種の陳腐化はもうあんまりありませんから、一つの機種を長く使うことを考えたほうが良いです。みなさんも是非是非、格安SIMを検討してみてください。無駄使いを減らすのが一番の投資効率アップですからね(笑)。